『ハッピー・ロンリネス – 群れないドイツ人幸せのかたち』
著者 マリー・ルイーゼ・リッター
訳者 安原実津
発行 サンマーク出版
装丁 tobufune

2022年に描いた「夏の病院」をカバーに使っていただきました。
友人の死をきっかけに初めてのひとり旅に出たマリーは、さまざまな経験を経て、「ひとりでいること」の大切さ、楽しさを実感していきます。

個人的に共感できる部分がたくさんありました。
見たもの、体験したことをほかの誰とも共有せず自分だけのものにすること。私自身エッセイを書くようになってからたびたび考える機会があったテーマだけれど、本の中のマリーと対話しながら、あらためてその重要性を見つめ直すことができました。
そしてマリーの素敵なところは(友達みたいな言い方になっちゃった)、ひとりでいることの大切さを説きつつ、誰かと一緒に過ごす時間も柔軟に楽しんでいるところ。私もそうありたいなと思います。

2024年5月20日より発売中です。
https://www.sunmark.co.jp/detail.php?csid=4125-5

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